.. _setting_config: configファイルの設定 ################################################## configフォルダの中にある、com.tojc.minecraft.mod.ChatLoggerPlus.cfgファイルをテキストエディタ等で編集すると、ChatLoggerPlusの動作を変更できます。 .. danger:: このconfigファイルを編集する場合は、 **Windows標準のメモ帳** は絶対に使わないでください。読み込みエラーの原因になります。 秀丸エディタやSakuraエディタなどのテキストエディタを使用し、UTF-8(BOM無し)で保存してください。 general ************************************************** | 【一般設定】 generalという文字から始まり、括弧で括られた部分の設定です:: general { # true/false B:PluginScriptsEnabled=false # The format of date and time on outputs to the beginning of the log. S:FormatDateTime=yyyy/MM/dd-HH:mm:ss } PluginScriptsEnabled ================================================== | 【チャットログを解析するプラグイン処理の有効、無効切替】 true/falseの2値選択です。trueだとプラグインを処理し、falseだとログ出力のみ行います。 デフォルトはfalseになっていますので、プラグインを利用する場合は、trueにしてください。 ※falseの場合は、ChatLoggerPlus Ver0.x.x系と同等の処理となります。 ※trueの場合は、後述のフォーマットコードの塗りつぶし処理は行われなくなります。(同様の処理はプラグインで行ってください) FormatDateTime ================================================== | 【ログ出力日時フォーマット】 ログファイル内に出力する日時用フォーマットを指定します。 yyyy/MM/dd-HH:mm:ssといった、日時の出力内容をカスタマイズできます。 書式は、javaのString#format()に準じます。 詳しくは、「java format 書式」あたりをキーワードに検索してみてください。 relativepath ************************************************** | 【相対パス】 relativepathという文字から始まり、括弧で括られた部分の設定です:: relativepath { # Replace : %SERVERNAME% %WORLDNAME% %PLAYERNAME% %DATE% %TIME% S:DefaultReplaceLogFileFullPathFileName=chatlog/%SERVERNAME%/%PLAYERNAME%/ChatLog_%DATE%.log } 「absolutepath 絶対パス」が有効な場合、この項目は無効になります。 DefaultReplaceLogFileFullPathFileName ================================================== | 【デフォルトログファイル名(シンボル置換)】 .minecraftフォルダからの相対パスで、保存するログファイル名を指定します。拡張子を含めて記述してください。フォルダの区切り記号は「/」で区切ってください。 また、この項目は、後述の「シンボル置換処理」が入ります。 absolutepath ************************************************** | 【絶対パス】 absolutepathという文字から始まり、括弧で括られた部分の設定です:: absolutepath { # Replace : %SERVERNAME% %WORLDNAME% %PLAYERNAME% %DATE% %TIME% * If null, the relativepath is used. S:EnforcementReplaceLogFileFullPathFileName=d:/chatlog/%SERVERNAME%/%PLAYERNAME%/ChatLog_%DATE%.log } EnforcementReplaceLogFileFullPathFileName ================================================== | 【強制フルパスログファイル名(シンボル置換)】 絶対パスでログファイルを指定します。フォルダの区切り記号は「/」で区切ってください。 この項目に値を入れると、相対パスの設定が無視されます。(絶対パスの設定が優先) また、この項目は、後述の「シンボル置換処理」が入ります。 標準設定では、空になっており、相対パスが有効になっています。 シンボル置換処理について ************************************************** ファイル名を指定する場合、以下のキーワードを使うことによって、ある程度、動的に名前を決定できます。 %で括った以下のシンボルのみ利用できます。 * %SERVERNAME% サーバ名「(IPアドレスまたはドメイン名):ポート番号」 * %WORLDNAME% ワールド名「ログインしたワールド名」 * %PLAYERNAME% プレイヤー名「ログインしているユーザー名」 * %DATE% 日付 * %TIME% 時間 日付と時間は、後述の「ファイル名フォーマット」の指定に従って出力内容が置換されます。 また、サーバにログイン(ワールドに接続)したときの日時を基準にファイル名が作成されます。 そのため、夜中0時を過ぎたからといって、ログファイルが切り替わるわけではありません。 .. note:: ローカルサーバの場合、%SERVERNAME%が固定で「MpServer」になってしまうため、ChatLoggerPlusはこれを「LocalServer」に置き換える処理を行っています。 filenameformat ************************************************** | 【ファイル名フォーマット】 filenameformatという文字から始まり、括弧で括られた部分の設定です:: filenameformat { S:FormatReplaceDate=yyyyMMdd S:FormatReplaceTime=HHmmss } yyyyMMdd、HHmmssといった、ファイル名で使う日付と時間の出力内容をカスタマイズできます。 書式は、javaのString#format()に準じます。 詳しくは、「java format 書式」あたりをキーワードに検索してみてください。 FormatReplaceDate ================================================== | 【日付用フォーマット】 シンボル置換処理で「%DATE%:日付」を指定した場合の出力フォーマットを指定します。 FormatReplaceTime ================================================== | 【時間用フォーマット】 シンボル置換処理で「%TIME%:時間」を指定した場合の出力フォーマットを指定します。 pluginscriptsdisabledgeneral ************************************************** | 【プラグイン無効時の一般設定】 pluginscriptsdisabledgeneralという文字から始まり、括弧で括られた部分の設定です:: pluginscriptsdisabledgeneral { # true/false, true=fill / false=Not modify B:FillFormattingCodesEnabled=false S:FillFormattingCodesRegex=§[0-9a-fk-or] S:FillFormattingCodesReplace= } .. attention:: PluginScriptsEnabledが **falseの場合だけ** 、この設定全体が有効になります。 .. note:: これは、以前のChatLoggerPlus Ver0.x.x系に存在していた、以下の一般設定とほぼ同じものです。 プラグインを使わない場合でも、過去のバージョンと同じような処理が行えるようにするための救済措置です。 ChatLoggerPlus Ver0.x.x系の一般設定です:: general { # true/false, true=fill / false=Not modify B:FillColorCodeEnabled=false S:FillColorCodeRegex=§[0-9a-fk-or] S:FillColorCodeReplace= (・・・省略・・・) } FillFormattingCodesEnabled ================================================== | 【フォーマットコードの塗りつぶしの有効、無効切替】 ログファイル出力前に、フォーマットコードを塗りつぶす処理を行うかどうかを切り替えます。 trueだと、塗りつぶしを行い、falseだと何もしません。 ※デフォルトでは、ログを加工しないように、「無効」になっています。 この処理は、以下のFillFormattingCodesRegexとFillFormattingCodesReplaceによって、内容を変更できます。 .. attention:: PluginScriptsEnabledがtrueの場合、FillFormattingCodesEnabledがtrueでも、フォーマットコードの塗りつぶし処理は行われません。 フォーマットコードとは -------------------------------------------------- 「文字の色を変更して表示するため」の「固定文字列」のことです。 たとえば、マルチで誰かに直接話しかけられた場合は、以下のようなメッセージが出力されます:: 2012/11/17-02:53:41 : §dFrom testuser§d: 今度二人で遊ぼうぜ! FillFormattingCodesRegexとFillFormattingCodesReplaceの設定がデフォルトの場合、このメッセージは以下のように加工されます:: 2012/11/17-02:53:41 : From testuser: 今度二人で遊ぼうぜ! このように、フォーマットコードがログに不要な場合、FillFormattingCodesEnabledをtrueにすると、ずいぶん見やすくなります。 フォーマットコードにどのような種類があるのか知りたい場合は、 `こちら `_ を参照ください。 FillFormattingCodesRegex ================================================== | 【塗りつぶし条件(正規表現)】 ここで指定した条件が、ログに出力する1行すべてで評価されます。 行頭の日時の出力部分に対しても、有効となっていますので注意してください。 .. warning:: 「正規表現」が何かわからない場合、この項目を触らないようにしてください。ログを破損する原因になります。 通常はデフォルト設定のままで使用してください。 FillFormattingCodesReplace ================================================== | 【塗りつぶし文字列】 正規表現の条件に一致した文字と置換する文字を指定します。通常は空欄にします。 .. warning:: 「正規表現」が何かわからない場合、この項目を触らないようにしてください。ログを破損する原因になります。 通常はデフォルト設定のままで使用してください。 pluginsettings ************************************************** | 【プラグイン設定】 pluginsettingsという文字から始まり、括弧で括られた部分の設定です:: pluginsettings { S:DefaultPluginDirectoryName=ChatLoggerPlusPlugins # Please do not modify. S:PluginOrderToChatLog < > # Please do not modify. S:PluginOrderToScreen < > } これは、プラグインに関する設定項目です。 DefaultPluginDirectoryName ================================================== | 【デフォルトプラグインフォルダ名】 プラグインを格納するフォルダ名を指定します。 通常はデフォルト設定のままで使用してください。 PluginOrderToChatLog ================================================== | 【データ保存:プラグイン順序ChatLog用】 基本的にChatLoggerPlusのデータ保存として使っていますので、手動で変更しないでください。 PluginOrderToScreen ================================================== | 【データ保存:プラグイン順序Screen用】 基本的にChatLoggerPlusのデータ保存として使っていますので、手動で変更しないでください。 outputofdebuglog ************************************************** | 【デバッグログの出力設定】 outputofdebuglogという文字から始まり、括弧で括られた部分の設定です:: outputofdebuglog { B:OutputLoggingTrace=false B:OutputLoggingWarning=true B:OutputLoggingError=true B:OutputLoggingMessageOriginal=false B:OutputLoggingMessageDuringChatLog=false B:OutputLoggingMessageDuringScreen=false B:OutputLoggingMessageLastChatLog=false B:OutputLoggingMessageLastScreen=false B:OutputLoggingScript=false } 標準出力へのデバッグログ出力を制御できます。主に開発用です。 通常はデフォルト設定のままで使用してください。 .. hint:: プラグインを作成する方は、すべての設定をtrueにすると、デバッグしやすいでしょう。